MEMBER.05
モノづくり最前線!
「長所」で挑むから全力で楽しい!!
Punch パンチ
製造部 / 2022年 / 中途入社
友安製作所を選んだ理由は?
ずばり「Boss」が決め手です(笑)。
第一印象は、「これが社長!?」みたいなカジュアルなビジュアル。でも話してみると、すごく気さくで熱い夢も持っている人。「この人なら信用できる!」って直感でした。
それに、当時はちょうど家具ブランドの『TEKKI CRAFT』を立ち上げようとしていた時で、それを一緒に一からやってみないか?と言われたことに心惹かれましたね。
もともと家具がつくりたくてモノづくりの世界に入っていたし、一からつくり上げるなんて、モノづくりしている人間としては、ワクワク以外ないでしょ?
今はどんな仕事をしてますか?
主にアイアン家具ブランド『TEKKI CRAFT』と、
友安製作所工務店の仕事で、アイアン製品の設計から製作を担当しています。家具から建具、什器など、他社から驚かれるくらいいろんなものをつくっています。
さらに、通常僕らつくり手は、図面をもらって、それ通りにつくるのが一般的。でも友安製作所では、Bossから「ごめん。図面ないんだよ」って(笑)。
それで僕自身が図面を描いてつくっていくことも多々あります。
特に工務店の仕事では、リノベーションする現場の造作家具や建具、キッチンなども作るため、一点物が多いんです。
そのたびに図面を描いて試行錯誤。一番時間がかかるのが、図面を描くことかもしれませんね。
仕事の中で大切にしていることは?
モノづくりをしている僕らは、その製品を使ってくれる人の顔を直接見ることはできません。
だから、身近にいる友安製作所のメンバーの声が、僕らの励みであり評価。メンバーみんなに「それカッコイイやん!」って言ってもらえるモノづくりを目指しています。
それと、市場に出たとき、同業他社のつくり手に「TEKKI CRAFT? 雑なつくりやな~」って、言われるのは悔しすぎる! そう言われないために、
製造部のみんなにもくどいほどクオリティにこだわるよう伝えています。製品に付けられた『TEKKI CRAFT』という刻印に、一人一人がプライドを持っているんです。
製造部のリーダーとして心掛けていることは?
友安製作所の社内でも、「製造部って特に仲がいいよね」って、よく言われています。
チームをまとめようと意識したことはないんですが、一人一人の様子を見て、コミュニケーションをめちゃくちゃ取るようにしています。
誰かの元気がなかったら、ちょっとイジッてみたり(笑)。
僕自身がリーダーになったのは、入社3年目になる前。
普通の会社だったら、かなり早い昇進だと思います。こういったところも、友安製作所ならでは。でも僕は社会人としてまだまだなところがあって、
そういうときは直属の上司であるMoominが、率直にダメなところはダメって注意してくれます。これもありがたいところの一つ。
友安製作所に入社して変わったことは?
こう見えて、実は美大出身なんです(笑)。小さい頃から家具が好きで、美大卒業後には家具職人に必要なスキルを身に着けるため、
大道具製作やアート系の樹脂製作、アイアン家具の製作、鉄道関係の溶接など、いろんな土地でいろんな仕事をしてきました。そしてたどり着いたのが、この友安製作所!
ここに入社するまでは、仕事って「お金を稼ぐためのもの」という意識だったんです。
だけど今は、例えば毎日面白いことが起こる学校に行くような感じ。なにしろメンバーがみんな個性的で楽しいし、僕自身も伸び伸びと働くことができている。
だから、「今日は会社行きたくないな~」って思ったことがない!
友安製作所ってどんな会社?
友安製作所は、『一人一人の長所を活かして、伸ばせる会社』。
これは製造部のテーマでもあって、短所を無くすのではなく、長所を伸ばす方を大事にしています。だから、みんな全力で楽しんでる。
イヤイヤ仕事しているっていう人は少ないんじゃないかな?例えば僕の場合は、毎回違う一点物を図面からつくるのが得意。でも、100個同じクオリティで同じ作業をしてって言われたら、
それはすごく苦手(笑)。これって本当は製造業で致命的な短所なんですよ。でも友安製作所だと、得意な方をどんどん伸ばすことができて、
僕の苦手な分野を得意とするメンバーがやってくれる。それぞれの長所が上手く組み合って回ってるイメージですね。
これからチャレンジしたいこと
目下チャレンジ中なのが、『TEKKI CRAFT』の新商品。サイドテーブルや椅子といった、自分の頭の中で考えたものを、実際に手を動かしてつくっています。 でも、つくってみると、まだまだ全然カッコ良くない(笑)。頭の中のカッコイイ家具のイメージを忠実に再現できるように、技術的にももっともっとレベルアップしていきたいですね。